今の気持ちや状況にあった映画を探せる

  • トップ
  • つまづいて動けなくなってしまったときにおすすめな映画3選

つまづいて動けなくなってしまったときにおすすめな映画3選

人生はいい時ばかりではないので、頑張って取り組んでいたことがうまくいかずに心が折れてしまったり、ものすごく傷つことがありそれがトラウマになってしまうような出来事が起こることもあります。
真面目に取り組んでいればいるほど失敗したときのショックは大きくて、踏み出そうと思っても、そこから動けなくなってしまうということもありますよね。

そんなときは、無理に動かずに、ゆっくり映画を見てみるのはどうでしょうか?
映画の中にも、何かにつまづいて動けなくなってしまっている登場人物たちが出てくるものがたくさんあります。その中でもおすすめな映画を3本ご紹介します。

彼とわたしの漂流日記

時間
1時間56分
製作年
2009年
製作国
韓国
監督
イ・ヘジュン
出演
チョン・ジェヨン、チョン・リョウォン
あらすじ

消費者金融からお金を借りて、返せないほどの金額まで借金が膨らんでしまったキム・ソングンは死を決意して、漢江に掛かる橋の上から身を投げる。だが、自殺に失敗し川辺で目が覚めたソングンは、今度は失敗しないよう遠くに見えている高層ビルから飛び降りようと決めるが、歩いても歩いてもビルには近づけず、自分が川の中にある無人島にいることに気付く。

幼い頃のトラウマで泳げないソングンは島から脱出することができないでいたが、どうせ死ぬならと島に生えているきのこを食べたりしているうちに、ある希望を見つけ、無人島で暮らしていくことを決める。

一方、漢江沿いにあるマンションで暮らす”わたし”は、部屋に引きこもる生活を3年も続けていた。ある日、カメラの望遠レンズで外を見ているときに、偶然ソングンの姿を見つける。無人島で暮らすソングンの様子が気になり、毎日”彼”を観察し始めるようになるが、、、。

この映画のポイント

人生に絶望して死のうとした”彼”と引きこもりの”わたし”。傷ついて社会から距離を置いてしまっても、その傷ついた心を癒してくれるのもまた人であり、失敗やトラウマから動けなくなってしまった二人のささやかな交流が、ほっこりとした温かい気持ちにさせてくれる映画です。

いろんなものを持っていてもさらに欲しいものを手に入れることを考えてしまったり、周りの人と比べて自分をよく見せようとしてしまったり、持っていてもまだ足りないと不足感を抱いて悩むときもあると思いますが、この映画を見ていると、食料があって最低限必要なものがあれば生きていくことはできるし、持っているものが少ないからこそ、ほんの小さなことのありがたみや幸せに気づくことができるのだと思えてきます。苦しくなって動けなくなってしまったときは、シンプルに暮らすことで見えてくるものや気づくことがあるのかもしれません。

恋は雨上がりのように

時間
1時間51分
製作年
2018年
製作国
日本
監督
永井聡
出演
小松菜奈、大泉洋、清野菜名
あらすじ

ファミレスの店長として働く近藤正己は、バツイチの45歳で、バイトからは「情けない」とか「くさい」とか言われているような冴えない中年だった。ある日、店でバイトしている女子高生の橘あきらが、客の忘れ物をとどけようと全速力で走ったことで足を痛めてしまい、近藤はあきらを病院につれていくことになる。

あきらが足を痛めたことに責任を感じた近藤は、あきらの家にお詫びの挨拶に向かうが、あきらの母は仕事に出かけて留守だったため、あきらと二人で近くのファミレスで話すことになる。足を痛めているあきらのためにコーヒーを持ってきてあげると、あきらから「あたし店長のこと好きです」と告白されるが、、、。

この映画のポイント

17歳の女子高生が45歳の冴えないおじさんに恋をするお話ですが、あきらが近藤を好きになった理由や、あきらがどん底にいて心がどしゃぶりになっているときに、そっと傘を差し出してくれるような近藤の優しさがとても素敵です。

今どしゃぶりの中で動けなくなっていても、雨宿りをしてまた動き出そうと思わせてくれるような雨上がりのようにとても爽やかな映画です。大泉洋のコミカルなシーンも多いので、笑いもありつつとても清々しい気持ちにしてくれる作品です。

はじまりのうた BEGIN AGAIN

時間
1時間43分
製作年
2014年
製作国
アメリカ
監督
ジョン・カーニー
出演
キーラ・ナイトレイ、マーク・ラファロ、アダム・レヴィーン
あらすじ

かつて2度もグラミー賞を受賞した音楽プロデューサーのダンは、ここ数年は冴えない状態で、7年もアーティストを発掘できていなかった。自分のビジョンばかり語り、会社存続のための施策には反対し続けたため、ついに自分が立ち上げたレーベルをクビになってしまう。その直後に、別居中の妻に罵られたダンは、酒に酔ってベロベロになりながら、当てもなくふらふらと地下鉄や街を歩き回るが、たまたま入ったバーで、ギターを片手に自作の曲を歌うグレタの歌声を耳にする。バーにいた客の反応はいまいちだったにもかかわらず、ダンはグレタに可能性を感じて契約の話を持ちかけるが、グレタは契約に乗り気ではなく断られてしまう。

グレタは、少し前までシンガーソングライターの彼氏デイブと一緒に曲作りをしていたが、二人で作った曲を彼が歌い、それが映画の主題歌に使われ大ヒットしたことで、スターになっていくデイブとの間に距離が生まれ、決定的な亀裂ができてしまっていた。

この映画のポイント

ダンとグレタは人生がうまくいかなくなってどん底にいるときに出会い、音楽を通して再生していきます。「BEGIN AGAIN」というタイトルのように、つまづいて動けなくなってしまうことがあっても、またもう一度始めればいいと背中を押してくれる映画です。

アメリカでは公開当初5館のみでの公開でしたが、口コミが広がり1300館以上で公開される大ヒットとなりました。マルーン5のアダム・レヴィーンがグレタの元彼デイブ役で出演していて、劇中でアダムが歌う「ロスト・スターズ」はアカデミー賞歌曲賞にもノミネートされています。

「ロスト・スターズ」以外にも、劇中に出てくる曲がとにかく名曲揃いで、ニューヨークの街中で演奏するシーンやイヤホンで音楽を聴きながら二人で街を歩くシーンなど、ニューヨークの街の空気感と素晴らしい音楽が混ざり合った素敵な作品です。